ただ、ラノベがあるだけでよかったんです。

ラノベについて語っていきます。

《感想》七つの魔剣が支配する

七つの魔剣が支配する (電撃文庫)

春――。名門キンバリー魔法学校に、今年も新入生がやってくる。黒いローブを身に纏い、腰に白杖と杖剣を一振りずつ。胸には誇りと使命を秘めて。魔法使いの卵たちを迎えるのは、満開の桜と魔法生物のパレード。喧噪の中、周囲の新入生たちと交誼を結ぶオリバーは、一人の少女に目を留める。腰に日本刀を提げたサムライ少女、ナナオ。二人の魔剣を巡る物語が、今始まる──。

 記念すべき1回目の感想記事が新刊出ないのホントアレだけど、2巻も出ることだしそこはまぁ気にしない方向で……。
 さて、感想に移ります。丁寧に構築された世界観、個性豊かなキャラクター。そして、終盤に見せた主人公オリバーの側面、何もかもが自分に刺さって夢中になって読めた。作者の前作である『天鏡のアルデラミン』を読んでる人もそうでない人もどちらも楽しめるかと思います。
 重版もされ、来年1月には2巻も発売される『七つの魔剣が支配する』に目が離せません。