ただ、ラノベがあるだけでよかったんです。

ラノベについて語っていきます。

《感想》タイム・リープ(上)−あしたはきのう−

タイム・リープ<上> あしたはきのう (電撃文庫)

鹿島翔香。高校2年生の平凡な少女。ある日、彼女は昨日の記憶を喪失している事に気づく。そして、彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えの無い文章があった。“あなたは今、混乱している。若松くんに相談なさい…”若松和彦。校内でもトップクラスの秀才。半信半疑ながらも、彼は翔香の記憶を分析する。そして、彼が導き出したのは、謎めいた時間移動現象であった。“タイム・リープ―今の君は、意識と体が一致した時間の流れの中にいない…”第1回電撃ゲーム小説大賞で「金賞」を受賞した高畑京一郎が組み上げる時間パズル。

発売日 1997年1/1

 昨日に引き続き高畑さんの作品を。タイムリープものの傑作。ある朝起きたら昨日の記憶がないことに気づいたことから物語が始まり、クラスでもトップクラスの秀才の若松和彦と成り行きで行動することになる。とにかく若松くんがカッコいい。突然タイムリープ現象に巻き込まれてしまい混乱する鹿島をぶっきらぼうながらも手伝って、理詰めでひとつずつ解決していく様はまさにカッコいいの一言に尽きます。上下巻構成になってるけど、これは一気読み推奨です。