ただ、ラノベがあるだけでよかったんです。

ラノベについて語っていきます。

《感想》レジンキャストミルク4

レジンキャストミルク4 (電撃文庫)

二年前。それは舞鶴蜜がまだ、速見蜜という名前だった頃。ひとりぼっちだった彼女は、直川君子と出会った。無邪気で朗らかな君子は、空っぽだった蜜の心をあっという間に埋めていく。生まれて初めての友達。ずっとこの娘と一緒にいたいと、蜜は強く願っていた。―虚軸“壊れた万華鏡”が、自らの裡に取り憑くまでは。そして、二年後。現在。かつての親友を“無限回廊”に連れ去られた蜜は、硝子を奪われた城島晶と共に、反撃のため立ち上がる。ふたりは果たして、それぞれの大事なものを取り戻すことができるのか。

 前半でキャストに侵される前の舞鶴蜜と前川君子の出会いや蜜がキャストに侵される経緯などが取り上げられていて満足。蜜も蜜であまりにも不憫な過去を持っていたんやな……。

 担任の先生の別保は前回正義感溢れたいい先生やなとか思ってたのにそんな事はなかった。あの評価を返して欲しい。

 少し覚醒した晶と硝子の変わった関係性が個人的に好きです。

 最後はこの作品にしては結構なくらいのハッピーエンドで良かったなと思いました。次も楽しみです。

レジンキャストミルク4 (電撃文庫)

レジンキャストミルク4 (電撃文庫)

 

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