ただ、ラノベがあるだけでよかったんです。

ラノベについて語っていきます。

《感想》風の大陸 第三部 風雲の都市

風の大陸 第三部 風雲の都市 (富士見ファンタジア文庫)

ティーエ、ラクシ、ボイスの三人は、広大な砂漠を越え、ト・アデルにたどりついた。ラクシの生まれ故郷、かつてのイタール公国であるこの都市で、彼らはみずからの運命に直面する。イタール再興の陰謀にまきこまれ、公女として生き方の選択を抱迫られるラクシ。“世界の相”を持つ者としてアドリエ王国の暦博士ラクルに狙われるティーエ。アドリエ王イルアデルとの宿命に結ばれた出会い―。破滅の予感の中、大陸の命運を賭けた壮麗なるドラマが幕を開ける。

 ティーエと同じ顔を持つアドリエ国王イルアデルと魔術師グラウルが登場し、物語が大きく動き出した3巻。まさしくアドリエ編が始まったなという印象。

 ラクシはラクシで自身の過去と向き合ったり、ティーエは自身の生まれた国の跡地を訪れ亡き祖父の霊と出会い少しずつ成長していってるんだなと感慨深いものがありました。一気に大河小説っぽくなっていって今後が楽しみです。

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