ただ、ラノベがあるだけでよかったんです。

ラノベについて語っていきます。

《感想》七姫物語 第三章 姫影交差

七姫物語 第三章 姫影交差 (電撃文庫)

草萌える春、二人の姫は向き合う。一人は七宮カセンの空澄姫、一人は三宮ナツメの常磐姫。望もうと望むまいと、かつて琥珀色の姫が舞った桜の下を目指し、歩み始める二人の姫。幼き姫は世界のかたちを探って、武門の姫は祖国を護るために。それは息吹溢れる季節の中、互いの群臣達の思惑を背負った、僅かな交差の出来事。それは、桜帰る春。風に舞う花弁のように、それぞれの姫装束が揺れ動く、新たなる日々。空姫の物語が、七姫の物語へと紡ぎ合わされる道のり。

 それぞれの国の姫の思惑やスタンスが少しずつ明かされ物語が少し進んだ第3巻。大きな戦いの幕が開けそうな予感もしつつ、七宮カセンの空澄姫と三宮ナツメの常磐姫が会談を始めたところで次へ続く。次も楽しみです。

七姫物語 第三章 姫影交差 (電撃文庫)

七姫物語 第三章 姫影交差 (電撃文庫)

 

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《感想》花守の竜の叙情詩3

花守の竜の叙情詩3 (富士見ファンタジア文庫)

国を追放された上、銀竜となった王子テオバルト。テオバルトを救うために、彼を想う記憶を失った王女アマポーラ。互いを思うが故に離れた二人に、さらに無慈悲な運命が降りかかる……。宿命の恋物語、完結巻!

 最終巻。名作。たとえ記憶を失ったとしても彼と共に旅したという思い出は消えない。なんとももどかしい。そしてそんな運命を乗り越えて素敵なハッピーエンドを迎えてくれて本当に良かったと心から思いました。テオとポーラとエレン、これからも末永く幸せに過ごして欲しいですね。

【最終巻】花守の竜の叙情詩3 - ライトノベル(ラノベ) 淡路帆希/フルーツパンチ(富士見ファンタジア文庫):電子書籍試し読み無料 - BOOK☆WALKER -

《感想》花守の竜の叙情詩2

花守の竜の叙情詩2 (富士見ファンタジア文庫)

「これから、俺と君とで旅に出る。捕まれば、命はない」その一言から、二人の長い旅が始まった。囚われの王女アマポーラと、王位継承に敗れた第二王子テオバルト。支配した者とされた者。反発していた二人は、やがて恋に落ちた。だが―旅路の果てに待ち受けていたのは、辛く、悲しい別れだった。忘れられない。傍にいることはできないけれど、あなたのために生きていく。共に誓う二人だったが、テオバルトには生命の危機が、そして、アマポーラには望まぬ婚姻が舞い込んでくる。「テオバルト。愛しているから、あなたを…」無慈悲な運命にあらがい、立ち向かう。強く切ない愛の物語。

 アマポーラとエレンを守るために、彼女たちの元を離れるという辛い選択をしたテオバルト。そんな彼を今でも待っているアマポーラの儚さと健気さが一心に伝わってきて辛かったです。ホント、ポーラ強くなって……。そんな中テオバルトの方にも生命の危機があったが、なんやかんやあって命の危機を脱する。しかし、そんな彼を救うのに一筋縄ではいかず切ないラストだったのが印象的でした。次が最終巻。ハッピーエンドであって欲しい。

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《感想》花守の竜の叙情詩

花守の竜の叙情詩1 (富士見ファンタジア文庫)

隣国エッセウーナによって制圧された、小国オクトス。囚われの身となったオクトスの王女エパティークは、絶望の中にあった。だがある日、そんなエパティークの前に、エッセウーナの第二王子テオバルトが現れ、告げた。「これから、俺と君とで旅に出る。捕まれば、命はない」その『旅』とは、願い事を叶える伝説の銀竜を呼び出すというもの。呼び出すために必要とされる生贄が、エパティークなのだ。王位継承争いで帰る場所のないテオバルト。囚われ、生贄となるエパティーク。支配した者と、された者。互いを憎み、反発しながら、孤独な二人の長い旅が始まる―。宿命の愛と冒険の物語。

 エッセウーナの制圧によって滅ぼされたオクトスの王女エパティークとエッセウーナの第二王子ながら妾の子で城内で居場所がないテオバルト。そんな2人が伝説の銀竜を呼び出すために旅に出る物語。あまりにも切ない。生贄として囚われた少女と周りから疎まれているテオバルト。旅の途中お互い憎みあってギスギスした旅路でしたがカモフラージュとして購入した奴隷の少女エレンを通じて、お互い想いあい惹かれあっていく姿がとても素晴らしかったです。

 アマポーラ(エパティークの素性バレ防止のためテオバルトが改名)を守るために下したテオバルトの決意も悲しくて切ないものでしたが、それも含めて良いラストでした。次も楽しみです。

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《感想》鋼殻のレギオス

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)

大地の実りから見捨てられた世界。異形の汚染獣たちが都市の周りを闊歩し、人類は、それ自体が意識を持ち、歩行する“自律型移動都市”で暮らす。その中の一つ、学園都市ツェルニの新入生レイフォンは一般科の学生だったが、入学式の騒動で生徒会長に才能を見抜かれ、武芸科へ転科するはめになる。ツェルニでも汚染獣からの攻撃に備え、選択された者たちが自衛小隊を組んでいた。そのまま勝ち気な少女・ニーナの小隊に配属されるレイフォン。しかし彼には剣を持てない理由があった…。戦いを捨てた少年が、ひとりの少女と出会い―奇跡を生む。史上最強の学園アクション・ファンタジーが開幕。

 ファンタジア・リビルド開始までには読んでおきたいと思って積本タワーから切り崩した作品その2。

 一度武芸を捨てたせいかもう一度やることに後ろ向きなレイフォン。しかし、生まれ育った都市を離れ新しくやってきた都市で出会った仲間や良き友達たちと触れ合っていくうちに決算をする場面はとても良かったです。一度決心してしまったてからはバトルはまさに圧巻の一言。まだ語られていないレイフォンやチームメイトたちの過去、そして故郷で別れた幼なじみなどの絡みをもっと見てみたいです。

鋼殻のレギオス - ライトノベル(ラノベ) 雨木シュウスケ/深遊(富士見ファンタジア文庫):電子書籍試し読み無料 - BOOK☆WALKER -

《感想》フルメタル・パニック! 放っておけない一匹狼?

フルメタル・パニック!放っておけない一匹狼? フルメタル・パニック!短編集 (富士見ファンタジア文庫)

今日も元気だ狙撃がキマル。校舎に轟く爆発音。他人の迷惑なんのその――。戦争ボケ高校生相良宗介の、日常的な1日である。だが、そんな彼にひとつの転機が訪れた。なんと宗介の下駄箱に一通のラブレターが置かれていたのだ! 差出人はいったい? うまくいったら戦争バカも社会復帰か? そんな微かな希望をあざ笑うように、狂戦士・相良宗介はラブレターの影に潜む陰謀を打ち砕かんと動き始めた!! 危うし差出人! 危うし学校! 宗介の無謀な作戦を、誰が止められるのか!?(『南から来た男』より) 前代未聞のバイオレンス(笑)学園ラブコメ! 彩り豊かな5本の傑作に、書き下ろしを加えた衝撃の短編集!!

 本編とは打って変わって、世間を知らない戦場育ちの相良宗介が場を面白い感じに掻き回し、彼に振り回される千鳥かなめのツッコミが冴えるコミカルな仕上がりで本編との温度差が凄いことになっていました。

 どの話も非常に面白かったです。本編同様続きも楽しみです。

フルメタル・パニック!放っておけない一匹狼? - ライトノベル(ラノベ) 賀東招二/四季童子(富士見ファンタジア文庫):電子書籍試し読み無料 - BOOK☆WALKER -

《感想》フルメタル・パニック! 戦うボーイ・ミーツ・ガール

 

フルメタル・パニック!戦うボーイ・ミーツ・ガール(新装版) フルメタル・パニック!(新装版) (富士見ファンタジア文庫)

陣代高校の平和は、たったひとりの転校生の訪れとともに終わった。うなる弾丸、飛び散る薬莢、鞄にギッチリ銃器類。出てくる言葉は「キケンだ。ふせろっ!」。そう、やってきた転校生、相良宗介は、拳銃持った大ボケ君だった! 彼の脳に“平和”の文字はない。勘違いで校内狙撃、思い込みで路上爆破―ケタ違いの常識外れ宗介。だがしかし! 戦争ボケとは仮の姿。その実体は…世界最強の武装集団<<ミスリル>>のエリート戦士、相良軍曹だったのである! KGBの魔の手から、美少女・千鳥かなめを守るため、今日も相良軍曹は校内で銃を撃つ! ごく普通の女子高生かなめに隠された壮大な秘密をめぐり、今、ボケと涙と感動の戦いが始まった!! 巨大スケールで描くSFアクション・コメディ、堂々見参。

 ファンタジア・リビルド開始までにキャラクターが登場予定の未読作品を読んでおきたいと思って読み始めました。

 アニメの方はふもっふ含め全シリーズ見てはいるので(劇場3部作の方にもナイターで観に行った)大体の内容は知ってはいましたが、それでも文書でもわかるスケールの大きさと、AS同士の戦闘は圧巻の一言でした。アニメは全話見てはいたのですが逆に言えばアニメから先の展開はまだ知らないので、ゆっくり追いかけていこうと思います。

フルメタル・パニック!戦うボーイ・ミーツ・ガール(新装版) - ライトノベル(ラノベ) 賀東招二/四季童子(富士見ファンタジア文庫):電子書籍試し読み無料 - BOOK☆WALKER -