ただ、ラノベがあるだけでよかったんです。

ラノベについて語っていきます。

《感想》花守の竜の叙情詩2

花守の竜の叙情詩2 (富士見ファンタジア文庫)

「これから、俺と君とで旅に出る。捕まれば、命はない」その一言から、二人の長い旅が始まった。囚われの王女アマポーラと、王位継承に敗れた第二王子テオバルト。支配した者とされた者。反発していた二人は、やがて恋に落ちた。だが―旅路の果てに待ち受けていたのは、辛く、悲しい別れだった。忘れられない。傍にいることはできないけれど、あなたのために生きていく。共に誓う二人だったが、テオバルトには生命の危機が、そして、アマポーラには望まぬ婚姻が舞い込んでくる。「テオバルト。愛しているから、あなたを…」無慈悲な運命にあらがい、立ち向かう。強く切ない愛の物語。

 アマポーラとエレンを守るために、彼女たちの元を離れるという辛い選択をしたテオバルト。そんな彼を今でも待っているアマポーラの儚さと健気さが一心に伝わってきて辛かったです。ホント、ポーラ強くなって……。そんな中テオバルトの方にも生命の危機があったが、なんやかんやあって命の危機を脱する。しかし、そんな彼を救うのに一筋縄ではいかず切ないラストだったのが印象的でした。次が最終巻。ハッピーエンドであって欲しい。

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